退廃的人生賛歌

世界の片隅からインターネットを覗いています。 TwitterID【@S_ton_】

自粛とスマホと春の海

テキトーに書いてく。

 

 

新型コロナウイルスからくる緊急事態宣言、それによって一日中外出せず過ごしている人は今多いだろう。

しかしながら、自分は大学の春休みが延びはしたものの、バイト先は自粛ムードを無視して24時間営業中なので、出勤の日は相変わらずアルバイトに勤しんでいる毎日です。

 

それに関する小話はまた今度するとして、バイトが休みの日、例えば今日みたいな日は外出しても暇を潰すような場所は大体店を閉めている。わざわざ休日に街に繰り出しても、やる事がないのである。

まぁ元々休みの日に積極的に外に出るようなアウトドア派ではなかったけど、ずっと家にこもってるとなると流石に暇に思えてくる。

 

 

あまりに暇すぎて、数日前に高校時代の友人から誘われて始めたPUBGmobileをソロでプレイしてみることにした。

よく調べずにふいんき(なぜか変換できない)でこのゲームをやっているので、しらん外国人らしき連中と4人チームを組まされた。

しかしいざ島に着陸すると、4人中2人が回線落ちしたのかなんなのかわからないが、開始地点から一切動かない。実質的にスタート時点で戦力が半分になった。

まぁソロで気楽にやろうかと思ったら、残ったもう1人のチームメイトがかなりの猛者で、近寄る敵をバタバタと撃ち抜いていく。気がついたら自分たち以外のプレイヤーは全滅していた。所謂「ドン勝」というヤツである。

 

棚ぼたラッキードン勝をプレゼントしてくれた猛者外国人は、なにを思ったか次も同じチームでやらないか?という誘いをしてきた。暇な自分としてはそれに乗らない手はない。

自分と猛者外国人に、また何処かの知らない外国人が2人加わり、第2ゲームが始まった。

 

 

最初は全員それなりに慣れてたのか、順調にゲームメイクを進めていた。

しかし、着地地点が安全地帯(これの外にいるとダメージを受け、だんだん狭くなっていく)からだいぶ離れた場所だった為、アイテム探しや周囲の敵との戦闘を程々で切り上げて安全地帯の内部方向へ向かわないといけない。そろそろ時間的に安全地帯が……というタイミングで新たに加わった見知らぬ外国人(こいつを仮にジョンと名付ける)が、車を入手していた。自分も便乗して乗り込む。

すると、なにを思ったかジョンは、残る2人の外国人を置いて、車を猛スピードで発進させた。先程活躍してくれた猛者外国人ともう1人はその場に置き去り。

 

狭まる安全地帯と並走しながら思いっきり車を飛ばすジョン。非情だなと思いつつも、ネット上の知らぬ仲ならこんなモンかとボーッとしていたら、眼前には大きな海。まさかと思った束の間、ジョンと自分を乗せた車は崖を離れ、まだ日が沈むと冷える春の海へと飛び込んでいったのである。

確かに安全地帯まで辿り着くにはは本島から瀬戸内海のような海を挟んだ離島までいかないといけないが、それにしたって橋を使わずに海へと突っ込む思い切りの良さ。自分は暇だからFPSをやろうと思ってたのに、何故か今は海を強制的に泳がされている。「暇つぶしするにしても別のモノを選ばせてくれよ」と思いつつ、水没した車を乗り捨てた自分とジョンは離島へと必死こいて泳いでいったのであった。。。。。

 

 

勿論ジョンが見捨てたチームメイト2人は安全地帯外で命を落とし、ヘトヘトになりつつ陸に到着した自分とジョンは普通に敵に撃ち殺された。

第2ゲーム後、ロビーに戻ると先程は再びチームを組んでくれた猛者外国人のネームの下には「切断しました。」という文字が表記されていたとさ。