退廃的人生賛歌

世界の片隅からインターネットを覗いています。 TwitterID【@S_ton_】

ぼくたちは料理ができない

ついでに勉強もできない。どうもえすとんです。

 

 

昨日、バイト先で常連客の一人が「ケンタッキーの新商品を食べてみようと思うんだ」と言っていた。

気になってスマホで検索してみると、どうやら骨無しガーリックチキンというモノが販売されたらしい。にんにくにケンタのチキンだ。不味いわけがない。

自分も今日はこれで一杯やろう。そう決めてバイト終わりにウキウキしながらケンタッキーに足を運んだ。

 

ケンタッキーで噂の骨無しガーリックチキンを2ピースと、サンドとツイスターを買って家に帰る。今日のお酒は檸檬堂の鬼レモン。最近毎日度数9%のレモンサワー飲んでる気がする。

家に辿り着いてすぐバイト着を脱ぎ捨て、上半身裸の下はパジャマのスウェットで食卓に座る。そして檸檬堂を一口飲んで、件の骨無しガーリックチキンにかぶりつく。

 

不味いわけがない。美味い。

 

でも正直、思ってたよりは美味くない。

これはケンタッキーが悪いのではない。「骨無しガーリックチキン」というワードで期待値を勝手に上げすぎた俺が悪い。

それでもなんか残念な気持ちが拭えない。ぶっちゃけ、常に販売しているサンドとツイスターの方が美味しく感じてしまった。

 

 

話は変わるが、自分はとある大学のとあるサークルに所属している。所謂オタサーと呼ばれるようなモノで、女性部員は存在しないが男だけでガヤガヤ楽しくやれるような場所だった。

 

そこ出身の、今年の4月から大学を卒業して新卒として働き始めた先輩たちが、矢鱈とTwitterで自分の料理の写真を載せている。

とある先輩Hがぐちゃぐちゃの目玉焼きを載せたかと思えば、次の日は同じ目玉焼きを今度はキレイに完成させている。

それに触発されたのか、先輩Kも目玉焼きの写真を載せた。先輩Iはサンドウィッチ、先輩Nは豚の角煮(らしきもの)。

挙句の果てには数代上のサークルOBの先輩G(料理上手で有名)も、美味そうな目玉焼きをUPして、周囲にマウントを取っていた。

 

それに比べて俺は、テイクアウトしたケンタッキーにケチをつけているだけである。勿論自分で料理を作ろうとした経験はない。飯はいつも既製品である。

 

 

春は始まりの季節。自分も料理に限らず何か新しい事に挑戦してみるのもアリかなぁとしみじみとおもうものの、明日の晩酌のお供はマクドナルドの新商品、サムライマックにしようと決めたえすとんであった。