退廃的人生賛歌

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自粛と本屋とつけ麺の話

昨日の話。

 

バイトが終わる時間が午前10時で、昨日もバイトが終わって店を出た。

いつもはこのまま家に真っ直ぐ帰るかコンビニやマック等に昼飯と酒を買いに寄るかの二択なのだが、この日は違った。

なぜか今週は、無性につけ麺が食いたい気分になっていたのである。なので、家に帰る前にバイト先近くの家系ラーメン屋でつけ麺を食べようとバイトに出勤した時から決めていたのだ。

 

しかしラーメン屋の開店時間は午前11時。それまで1時間ほどある。どうしたものか。

その時自分は、最近ジャンプで連載された『アンデットアンラック』と、これまで継続して購読していた『かぐや様は告らせたい』の単行本をまだ購入していなかった事を思い出した。

この自粛期間中、バイト以外で外出する事が殆どないのでこういうタイミングで買うのが賢いだろうと近くの本屋まで自転車を走らせる。

そして本屋の前に到着すると、入り口に張り紙が貼ってあるのを見つけた。

 

「緊急事態宣言における短縮営業で午前11時からの開店になります。」

 

そんな馬鹿な。コロナウイルスめ、こんな所でも俺の生活の邪魔をするのか。

嫌な予感のした自分は、近くにもう一軒ある本屋の方にも足を運んでみる。

 

「緊急事態宣言により、開店時間を午前11時からに変更させていただきます。」

 

似たような文面で全く同じ事が入り口に貼ってある。ダメだこりゃ。

しょうがないので二軒目の本屋の前にあったベンチでパズドラをして時間を潰した。

 

午前10時55分になった。パズドラのスタミナを使い果たした俺は、近くのラーメン屋へ向かう。いつもはそのラーメン屋のすぐ近くのブックオフに自転車を停めるのだが、ブックオフは短縮営業どころか臨時休業していたので、仕方ないのでラーメン屋の前の隅に自転車を停める。

ようやくつけ麺にありつける。いつもはそのラーメン屋では海苔と味玉トッピングのラーメンばっか食べていたので、つけ麺を食べるのは多分2回目とかになったはずだし、味もよく覚えてなかったので楽しみだ。

出てきたつけ麺をスープに浸し、勢いよく啜る。

 

不味い訳がない。美味い。 

 

しかし、自分が思っていたより酸味が強くて、思ってたより美味くない。だったらいつもそこで注文してるラーメンの方が美味い。

自分がそこでつけ麺を全く注文していなかった理由を思い出し、次からは別のラーメン屋でつけ麺欲は満たす事にしようと決めたえすとんであった。

 

俺のブログ記事食べ物の愚痴ばっかじゃねーか。